IMF「新興国の企業負債が急増…連鎖倒産に備えを」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.01 15:03
国際通貨基金(IMF)が新興国の企業の連鎖倒産の可能性を警告した。低金利の環境で新興国の企業の負債が急増し、米国中央準備制度理事会(FRB)が基準金利を上げれば債務償還負担が大きくなるだろうという展望だ。
IMFは29日(現地時間)、「世界金融安定性報告書」で新興国の企業負債が2004年の4兆ドル(約4743兆ウォン)から昨年の18兆ドル(約2景1346兆ウォン)へ10年で4倍以上増えたと分析した。同じ期間に新興国の国内総生産(GDP)対比企業負債の比率も26ポイント上昇した。