【コラム】「為替レート不安国」に転落した韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.20 14:25
「世界市場において中国と競争関係ではない。労働集約商品に特化している中国とは違い、価格競争力が比較優位要因ではない。中国を主な部品の供給網として依存していない。対中国輸出もやはり価格の敏感度が低い最高級部品や機械類に集中しており打撃が少ない。結論的に、中国の通貨政策変動にともなう衝撃は小さく、通貨価値の展望も中立を維持する」。最近、中国の人民元の平価切り下げの影響を分析した米国投資銀行モルガン・スタンレーが出した為替レート報告書の日本についての分析内容だ。中国に対する輸出比重が30%を超えて国内総生産(GDP)依存度が10%以上の韓国を代表的な「通貨劣勢国」に分類したこととは対照的だ。
◆2年ぶり投資不安国家に