中国主席の訪米 最初のプレゼントはボーイング旅客機300機購買(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.24 10:22
米国を国賓訪問した中国の習近平国家主席が22日(現地時間)、米国の小説家アーネスト・ヘミングウェイと黒人人権運動家マーティン・ルーサー・キング牧師に言及し、最初の対米メッセージを送った。米国に対する自分の関心と理解を表し、両国がお互い深く理解して信頼を高め、ウィンウィンする新型大国関係を築こうという趣旨だ。同時に米国の官民で噴出する中国たたきを意識した行動とも解釈される。
習主席はこの日、旅客機300機購買という最初の「贈り物」も予告した。中国民航報などによると、中国の航空会社と旅客機リース会社は訪米期間中にボーイング社の旅客機300機を購買する予定だ。まずリース会社の工銀租賃(ICBCリーシング)はこの日、ボーイング737-800NGを30機購入する合意書に署名した。中国指導者は増える国内需要に合わせて購入する航空機の導入契約を米国・欧州訪問期間に締結し、外交的な効果を最大化する戦略を駆使してきた。習主席は昨年3月のフランス訪問では100億ドル規模のエアバス70機購買契約を締結し、胡錦濤前主席も2011年にボーイング社に旅客機200機を注文した。