「朴大統領、訪米日程を公式化後に中国戦勝式典出席を」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.11 09:10
来月3日に予定されている中国の抗日・反ファシスト戦争勝利70周年記念閲兵式に朴槿恵(パク・クネ)大統領が参加するかどうかをめぐり政府が悩みを重ねている。青瓦台(チョンワデ、大統領府)は早ければ来週に公式発表をする計画だ。青瓦台の閔庚旭(ミン・ギョンウク)報道官は10日の記者会見で「中国戦勝行事への出席は、諸般の事項を考慮し、慎重に検討中」としながら「早ければ来週後半頃にはどんな決定になるのか知らされるだろう」と話した。朴大統領が戦勝閲兵式を機に訪中して来月4日に予定された上海臨時政府庁舎の再開館式に参加する可能性もあるという展望も出てくるが、日程は確定していないという。
閔報道官は「諸般の事項を考慮」と簡単に表現したが、政府の悩みは深い。中国の戦勝行事の出席の有無に絡む国家間の力学関係が簡単ではないからだ。