金正恩、核・ロケットカードで米国引き込む戦略
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.16 09:23
板門店(パンムンジョム)で15日午後12時50分、南北がそれぞれ250人、200人の生死確認書を交換した。ちょうどその頃、北朝鮮が8・25南北高官接触後の対話ムードを揺さぶる「寧辺核施設稼働」カードを取り出した。前日に長距離ロケット発射を示唆したのに続く2日連続の威嚇だ。
長距離ロケット発射と核のカードを同時に取り出した金正恩第1書記の意図は3つで分析される。▼韓中、韓米、米中の北朝鮮圧力に対する反発▼中断した朝米交渉に米国を引き込もうとする誘引戦略▼南北交渉過程でより大きな反対給付を得るための圧力--だ。