【時論】世界1位の天才も入れないソウル大(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.10 13:25
世界情報オリンピアード(IOI)で韓国の高校生が1位になった。この大会は一つの国から4人以内で選抜された「国家代表」に2日間で計6つの課題を与える。参加者は一つの課題あたり約2時間ずつコンピュータープログラミングで考える。6つの課題を完璧にすべて解いて満点を受けるケースはほとんどない。珍しく数年に一度、そのような天才が出現する。
韓国の学生代表団を率いてIOIに参加したことがある筆者は、そこにどれほど多くの天才がいるのかよく知っている。今年の参加者は計327人。27人が金メダルを獲得するが、その中で1-3位は別に特別賞を受ける。ここで韓国の学生が600点満点を獲得して単独1位になったのだ。この学生は現場でMITの教授から入学の誘いを受けたという。この学生は各種プログラミング大会に韓国代表として参加し、金メダルを総なめにした。ゴルフやテニスでいえばグランドスラムに相当する。オリンピアードが中・高校生を対象にした大会なら、Codeforcesは大学生と成人が含まれた世界最大のプログラミング大会だ。各国の伝説たちが総出動する。