【取材日記】ようやく企業改善作業を終えたところにストライキとは…=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.07 16:23
6日朝、光州(クァンジュ)広域市にあるクムホタイヤ工場の正門。高速バス9台が門の前をふさいだ。労組員の出入りを防ぐためだった。この日、使用者側は労組の長期ストライキに対抗し、「職場閉鎖」という強硬姿勢を見せた。労組員の施設占拠を防ぎ、退去を要求するため、ついにバリケード用のバスが登場したのだ。
会社の関係者は「労組のストが会社の存立を脅かす状況に達した」と訴えた。労組は先月17日からストを始めた。すでに21日目だ。使用者側によると、今までの生産損失は940億ウォン(約94億円)という。国内工場の年間売上高の6.6%にのぼる。タイヤの供給に支障が生じ、会社は「対外信用度」下落まで懸念する。