【コラム】韓国、輸出不振が最悪…来年がさらに問題(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.09.07 13:44
政府、国会、メディアなど全国が4大改革に注目する間、国家成長の原動力である輸出に深刻な問題点が表れている。今年8月の輸出実績は393億3000万ドルと、前年同月比で15%も減少した。1-8月の輸出は前年同期比で6%以上減少している。輸出減少は昨今に始まったわけではない。
2011年まで26%以上だった前年同期比の輸出増加率が2012年には2%台に停滞し、朴槿恵(パク・クネ)政権が始まった2013年からは低下を続け、2014年7-9月期には「マイナス」に転じてから現在まで4期連続で減少している。9月の輸出実績が560億ドル(過去最高レベル)を超えなければ、過去最長期間の輸出減少(5期)となるのが確実だ。4月の中央SUNDAYの寄稿でも明らかにしたように、1980年からの35年間に輸出が5期連続で減少したのは、ITバブルが崩壊した2001年1-3月期-2002年1-3月期と中南米外債危機があった1982年1-3月期-1983年1-3月期の2回だけだ。