<中国戦勝節>人海戦術から先端武器へ…軍事力をさらに強化するという意味
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.04 09:56
中国の習近平国家主席の「人民解放軍30万人削減」発言は、中国軍が過去の人海戦術から抜け出し、軍を現代化するという意味と受け止められる。中国はすでにトウ小平執権当時の1985年から4回にわたり200万人以上の兵力を削減した。現代化・精鋭化された戦力の育成に集中するためだ。今回の削減発言も減軍ではなく強軍に傍点を打ったということだ。
国立外交院のキム・ハングォン教授は「兵力削減宣言はその間推進してきた軍現代化事業の延長線上にある」とし「精鋭化・デジタル化など戦力の質的な強化は世界的な傾向」と述べた。自主国防ネットワークのシン・インギュン代表は「事実上、軍事力をさらに強化するという意味」と解釈した。シン代表は「兵力維持費用を最先端・自動化武器に投資すれば、より現代化した戦力を構築できる」と述べた。