チャイナショックに北朝鮮リスクにも韓国証券市場は反騰(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.26 10:47
外国人の債券投資資金も先月は2兆6190億ウォンが流出した。ところがこのうち相当額はタイ(1兆2500億ウォン)、マレーシア(3000億ウォン)などが引き揚げたものだった。監督当局関係者は「原材料価格下落などで昨年末から困難を経験している国々だ。韓国に対する悲観的見通しのためではなく、自国の状況が差し迫っており中央銀行が韓国国債を売っているもの」と説明した。
ここに指数が数年間続いたボックス圏の「底」に接近すると、韓国のファンドに資金が急速に流れ込んでいる。一種の学習効果だ。金融投資協会によると国内株式型ファンドにはこの1週間で8142億ウォンが純流入した。特に21日には1日だけで2600億ウォンが流れ込み、1日の流入規模としてはこの4年で最大幅を記録した。投資先がなくマネーマーケットファンド(MMF)にとどまっていた資金120兆ウォンの一部がチャンスを狙って株式市場に移動したと分析される。