7000人が引退移住したフィリピン…韓国人老夫婦また殺害(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.21 13:58
19日午前7時(現地時間)、フィリピンの首都マニラから車で1時間20分のところにあるカビテ州シランで韓国人2人が殺害された状態で発見された。隣住民に発見されたナさん(64)と妻のキムさん(60)は、首と胸を銃で撃たれていた。死亡推定時刻は午前0時~2時。リビングにある小型金庫は開いていた。
在フィリピン韓国大使館などによれば、ナさん夫婦は7年前に会社を辞めた後フィリピンに移住した。小ざわしいマニラではなく閑静な郊外地域カビテ州に直接家を建てて暮らしていた。フィリピンに本人所有の建物もあり賃貸料を受けとって生活していたという。事業もしていたというが、どんな種類の事業なのかは確認されなかった。
大使館関係者は「閑静な郊外で引退生活をしていた老夫婦が残酷な事件にあった」として「現地警察が捜査中だが、家を訪ねてきた訪問客に殺害されたと思われる」と話した。現地警察は家の中に設置されていたCCTVなどに基づいて捜査を進めている。