米中の軍事用ドローン競争(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.20 10:46
米国と中国のドローン(無人機)競争が本格化している。中国は大規模ドローンを増設してマッハ10(時速1万2240キロ)以上の極超音速ドローンを開発して米国の先端ドローン技術を猛追撃している。米国はこれに対抗してドローンの出撃を大幅に増やし、自ら作戦を遂行できる次世代ドローンを開発して中国との格差を広げようとしている。
ウォール・ストリート・ジャーナルは18日(現地時間)、米国防総省の高位関係者の言葉を引用して「米軍は2019年までにドローンの運用を50%以上増やす」と報じた。現在、一日平均61回の出撃回数を90回まで増やすというものだ。米国は現在、空軍と中央情報局(CIA)が所有しているドローン運用権限を陸軍や特殊作戦司令部、軍事サービス機関にまで拡大する方針だ。この場合、紛争地域であるクリミア半島・中東・東シナ海などで偵察を中心に運用しているドローンの空襲力が大きく強化されることになる。