人民元が4年前の水準に…輸出競争力得て「市場の信頼」失う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.13 09:42
中国の腕力が世界の金融市場を揺さぶっている。中国の中央銀行である人民銀行は12日、2日連続で人民元の価値を引き下げた。人民銀行はこの日人民元の価値を1.62%引き下げた1ドル=6.3306元と告示した。11日に人民元が1.86%低くなったのに続き2日間で人民元は3.48%落ちた。これにより12日の外国為替市場で人民元は1ドル=6.4406元台で取り引きされた。2011年8月以降で最も低い水準だ。管理変動為替相場制を採択した中国は人民元相場の1日変動幅を告示交換率の±2%に制限している。
ウォンの価値も前日に続きまた急落した。12日のソウル外国為替市場は前日より11.7ウォンのドル高ウォン安となる1ドル=1190.80ウォンで取り引きを終えた。KOSPIも前日より0.53%下落した1975.47で引けた。