成層圏まで到達した韓国の太陽光無人機
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.12 09:27
韓国内で製作された無人飛行機が成層圏飛行に成功した。韓国航空宇宙研究院(航宇研)は全羅南道(チョルラナムド)の高興(コフン)航空センターで10日午前に離陸した無人機EAV-3が成層圏(高度12~50キロ)に属する高度14.1キロまで進入したと11日、発表した。
胴体全長9メートルのEAV-3は動力源として電池を使っている。リチウム電池を使って離陸した後、高度を高めてからは太陽光電池を使う。成層圏は空気密度が地表面の20%程度に過ぎない。対流圏とは違い、雲が全くないため太陽光発電がさらに容易になる。化石燃料を使う旅客機は対流圏に属する高度10~11キロ上空を飛行する。