青瓦台を近接撮影した北の無人機…「レーダーでは鳥と錯覚」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.02 10:01
2010年8月9日晩。ペクリョン島と延坪島(ヨンピョンド)付近で正体不明の無人航空機が発見された。北朝鮮が西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)で海岸砲100発を発射した直後だった。軍は当時、北朝鮮が海岸砲射撃直後に韓国軍の反応を確認するために無人航空機を飛ばしたと分析した。しかし北朝鮮の無人航空機の実物は確保できなかった。その3カ月後、北朝鮮は延坪島にロケット砲170余発を発射して挑発した。
当時と似た状況が先月31日にペクリョン島であった。北朝鮮が西海上で砲撃挑発を実施した直後、ペクリョン島上空を無人航空機が飛行した。墜落した無人航空機は北朝鮮の「バンヒョンII」を改造したものである可能性が高いと、専門家は分析している。軍当局も、砲撃直後の韓国軍の部隊配置と対応方式を確認するための北朝鮮の情報収集用偵察機と見ている。