【コラム】権力の「青年の怒り」集め=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.06 09:59
雇用は時代の課題だ。朴槿恵(パク・クネ)大統領は「切迫した青年雇用問題」といった(4日の閣僚会議)。その言語は実感できる。就職の苦痛は深刻だ。雇用の絶壁は険しい。今年6月の青年失業率は10.2%だ。IMF外国為替事態以降で最も高い。体感の青年失業率は23%に達する。その挫折の数字は危険水位だ。その数値は集団抵抗を起こすには十分だ。
若い世代は怒りの表出を抑制する。彼らは既成世代の反応と配慮を見守る。20、30代は苦しむばかりだ。彼らは壮年層の覚醒と解決法を期待している。その核心対策は、労働改革に集められた。朴大統領は「労働市場の改革は、青年の雇用問題を根本的に改善し、非正規職問題を解決するためにはどうしても必要だ」とした。「根本的、どうしても」という語彙は緊迫感を生産する。労働改革は国政の勝負所として宣言された。