<ロッテ経営権紛争>辛格浩総括会長の「指経営」の悲劇
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.04 09:55
ついに和解はなかった。辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)ロッテグループ総括会長(94)と次男の辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長(60)が3日、向かい合って座った。辛総括会長の執務室があるソウル小公洞(ソゴンドン)ロッテホテル34階だった。経営権をめぐる不協和音が広がり始めた先月8日以降、初めての2人の対面だ。3日、東京羽田空港から大韓航空2708便に乗って1週間ぶりに帰国した辛東彬会長が最初に訪ねた場所でもある。
頭を下げて入ったが、あいさつをした後、追い出されるように席を外した。父の辛格浩総括会長は対話を続けるのを拒否した。ロッテグループの関係者は「最近の事態をめぐる親子間の疎通は行われないようだ」と伝えた。この場合、残されたのは韓日ロッテグループの頂点にある日本ロッテホールディングス株主総会と予想される兄・辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前日本ロッテ副会長(61)との訴訟戦だ。