【コラム】 「冷や飯」を温める時だ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.29 13:56
韓国内では冷や飯(冷遇されること)なのに、海外では称賛をを受けているものがよくある。ソウル蚕室(チャムシル)に作っている第2ロッテワールドがまさにそれだ。工事現場には東南アジアの観光客がかなりやって来る。「一度見物したい」と話すという。初めは現場関係者が遮った。しかし、あまりにも哀願するため最近は現場の一部を見て回れるようにしている。もちろん安全なところだけ、徹底的に安全規則遵守を守るという条件でだ。韓国内では「シンクホール(陥没)の主犯」という寃罪をこうむったがすでに海外では名所として噂になっているという話だ。
蚕室周辺、または川の向こう側から実際にこの建物を見ると「そんなこともありそうだ」という気がする。いつまた来るか分からない韓国に来た観光客が欲を出すだけのことはあるということだ。第2ロッテワールドのメインビルは123階(555メートル)だ。南山(ナムサン)より高い。2016年末が完工目標だ。メインビルとは別に名品館・映画館などを備えた9~11階の建物もある。こちらはメインビルと違いすでに工事を終えている。いや、すでに1000社余りの業者が入店して営業の準備を終わらせた。オープンさえすれば6000人余りが働くことになる。月900億ウォン(約92億6000万円)規模の新しい市場ができるわけだ。