【社説】金武星代表、中国に行けばどんなことを言うのか=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.08.02 13:18
訪米中のセヌリ党金武星(キム・ムソン)代表がこのほどワシントンで「私たちにはやはり中国よりは米国。米国は唯一の、代替不可能な、独歩的な同盟だという点を忘れてはならない」と話した。ウッドロー・ウィルソンセンターでの演説では「韓米関係は全面的な関係で、韓中関係は分野別の一部の関係」と話した。韓国の最大貿易相手国ですでに米国に劣らず重要な戦略的パートナーになった中国の立場から見れば、寂しさと不便さを超え、一種の“挑発”とも感じられるだろう発言だ。
金代表は朴槿恵(パク・クネ)政権と政策を調整する政府与党の顔だ。自らは「大統領選挙出馬の資格はないと考える」としていたが、現在では与党の次期有力候補であることに間違いない。そうした面から中国政府は金代表の発言を重く考えざるを得ない。