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【社説】金武星代表、中国に行けばどんなことを言うのか=韓国

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.08.02 13:18
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訪米中のセヌリ党金武星(キム・ムソン)代表がこのほどワシントンで「私たちにはやはり中国よりは米国。米国は唯一の、代替不可能な、独歩的な同盟だという点を忘れてはならない」と話した。ウッドロー・ウィルソンセンターでの演説では「韓米関係は全面的な関係で、韓中関係は分野別の一部の関係」と話した。韓国の最大貿易相手国ですでに米国に劣らず重要な戦略的パートナーになった中国の立場から見れば、寂しさと不便さを超え、一種の“挑発”とも感じられるだろう発言だ。

金代表は朴槿恵(パク・クネ)政権と政策を調整する政府与党の顔だ。自らは「大統領選挙出馬の資格はないと考える」としていたが、現在では与党の次期有力候補であることに間違いない。そうした面から中国政府は金代表の発言を重く考えざるを得ない。

 
米国と中国の間に挟まれている韓国は両国からのラブコールとともに牽制をともに受けなければならない妙な状況に置かれている。韓国としてはいつになく2つの大国の間で戦略的判断が重要になった。かつて安保と経済などほぼあらゆる分野で韓国に対する影響力1位だった米国が急浮上する中国の挑戦を受けることになってできた自然な現象だ。

韓中修交23年で中国との貿易額は3000億ドルに迫るほど急激に増えた。昨年の米国との貿易額1156億ドルの2倍をはるかに上回る。それだけ中国に対する依存度が大きくなったということだ。中国の存在は韓国にはすでに「日常化」されたと見なければならない。高高度ミサイル防衛(THAAD)の韓半島配置など安保上の微妙な問題に対しても中国が発言権を主張してくることがさらに多くなったのだ。

こうした状況で政治家は外交懸案に対する発言に非常に慎重でなければならない。過去に金泳三(キム・ヨンサム)元大統領は日本に対し「行儀が悪い」と言い、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は「反米ならどうだというのか」と話した。すべて相手方を刺激し、その後始末に外交力を消耗しなければならなかった。

政治家たちはしなくてもいい話をあまりにもたくさんする。言葉が多ければ問題が起きるものだ。なので特に利益がなかったりむしろ損になるなら言わないに越したことはない。「中国より米国」ということが金代表の確固とした信念であっても、公人として公然と口にするのは限度を超えたものだ。保守層を意識し米国との同盟の重要性を強調する考えだったとしたら、あえてそのような「最悪の表現」をする必要まではないだろう。外交的話法はわけもなくあるのではない。

金代表は2013年1月に朴槿恵大統領当選者の特使として、また、昨年10月には与党代表として中国を訪問し習近平国家主席に会っている。有力政治家である金代表は今後も習主席や他の中国指導者とまた会う機会があるだろう。その時中国で「米国でなぜそのような話をしたのか」「セヌリ党のスタンスは『中国より米国』なのか」と尋ねられれば何と答えるだろうか。そこでは「米国より中国」と言うのか。

政治家が金代表のように外交事案に対し粗悪な発言を投げるなら外交的に非常に大きな悩みの種になるほかない。さらに複雑になった国際関係で政治家の言動はより緻密な戦略的計算から出るべきで、表現もやはり慎重にならなければならない。何より外交を国内政治手段として使おうとする誘惑から抜け出さなければならない。(中央SUNDAY第438号)

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