<ロッテ経営権紛争>親族3人が長男の辛東主側に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.31 11:31
辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)総括会長(94)の弟、日本食品会社サンサスの辛宣浩(シン・ソンホ、重光宣浩)社長は「辛東主クーデター」の実質的なブレーンと見なされる人物だ。4月に辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前日本ロッテホールディングス副会長(61)がソウル小公洞(ソゴンドン)ロッテホテル34階の辛総括会長を訪問し、10日間にわたり父に頭を下げて説得したのも、叔父の辛宣浩社長の助言によるものと伝えられた。辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテグループ会長(60)が「韓国・日本ロッテのワン(One)リーダー」に浮上した事実が報道され、辛東主前副会長が意気消沈すると、辛格浩総括会長の電撃的な日本行きを推進したという。
辛宣浩社長は辛総括会長の3番目の弟だ。かつては日本ロッテで勤務し、ロッテリアを育てた。辛宣浩社長は辛総括会長と訴訟をしていない唯一の弟だ。その彼もロッテと間接的に訴訟に絡んだことがある。