支持率急落の安倍首相「中断のない右傾化」予告
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.07.27 08:24
日本政治で繰り返されてきた「支持率下落→内閣崩壊」サイクルが安倍政権では見えない。最近は支持率が30%台に急落しているが、日本では内閣崩壊シナリオが出ていない。
集団的自衛権の行使を可能にする、いわゆる「安保法制」に対する反発が強まり、安倍内閣の支持率は大きく落ちた状態だ。自民党が最近、衆議院で安保法案を単独で処理すると、日本では異例にも大規模な反対デモが続いている。安倍政権は安保法制の必要性を強調し、大々的な広報活動を行っている。
朝日・毎日・共同通信・NHKなど日本メディアの世論調査では1カ月間に最大10ポイントも落ちた。親安倍性向の産経新聞の調査でも6.8ポイント下落した39.3%だった。国防大のパク・ヨンジュン教授は「安保法制の参議院討論過程でも反発が続くだろう」とし「安倍首相の支持率は今後さらに落ちる可能性がある」と予想した。