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【コラム】「宝物ならどうなったのか知ることもできないが」=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.16 16:40
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韓半島(朝鮮半島)のランドマークは北朝鮮に多い。高い山〔白頭山(ペクドゥサン)〕は言うまでもなく、高い高原〔蓋馬(ケマ)高原〕、長い川〔鴨緑江(アムノッカン)〕など新生代の地殻運動の洗礼を受けたものなどある。

長い時間を積み重ねて作られた最も大きな自然湖も北朝鮮にある。豆満江(トゥマンガン)が東海(トンヘ、日本海)のふところに抱かれた咸鏡北道慶興郡(ハムギョンブクド・キョンフングン)の東端の東藩浦(トンボンポ)・西藩浦(ソボンポ)だ。もともと湾だったが豆満江が運んできた土砂を東海の海水が押し上げて自然の堤防になりながら潟湖(海水が混じった海岸湖)に変わった。狭い首でつながった2つの湖の周囲は45キロ、汝矣島(ヨイド)面積の7倍の大きさだ。宝物のような湖だ。

 
晴れた日に、北朝鮮・中国・ロシアの3国が境界を共有する中国の防川の展望台「龍虎閣(ヨンホガク)」に上がれば、北朝鮮とロシアをつなぐ豆満江の鉄橋の背後に湖が視野に入ってくる。

先月、北朝鮮と中国の境界隣接地1400キロを走った「平和オデッセイ」の参加者の間では、東海の前面に断片をあらわしたこの湖をめぐり豆満江の支流なのか湖なのかで諸説入り乱れていた。自然湖の王の中の王なのに存在さえ知らずにいたので、これほどの侮辱はない。もちろん湖の過ちではない。分断70年が横切る南北の現実と交流を断ち切って気力戦で流れた時間が積み重なり、関心から遠ざかっただけだ。

湖ぐらいは知らなかったとしても、南北分断の結果としてますます北朝鮮の内部事情にまったく疎くなるのは深刻な問題だ。

機械を動員して盗み聞きのぞき見るような方法は、相手が逆情報を演出する可能性があり限界がある。北朝鮮を出入りする海外同胞や朝鮮族を通じたものも彼らの利害関係が絡んで高度な分別力が蓄積されていなければならない。中国やロシアに出てくる家柄の良い貿易労働者から伝え聞くのもじれったくなる。

アジアと欧州を狙って中国は巨大インフラ事業である一帯一路の翼を広げ、西方に対外経済の方向を定めている。一帯一路の視野に韓半島はない。地域盟主格である米国の後援のもと、日本は軍国主義の野性を回復して中国包囲網を引き締めている。北核だけでも落ち着かないが韓半島周辺では混乱の火種がくすぶっている。経済や安保的に厳峻な危うい状況だ。

このような構図の中で道に迷わないようにするには、南北関係から活路を見出すほかはない。カギは交流・協力なのに飛行機で北京とウラジオストクまで移動してユーラシアを回る列車ツアーまで行くこともない。継続すれば分からないだろうか。南北終端の路線がはずれたまま、さまざまな国がスピーンを上げる単発的なイベントで関係に変化が訪れるわけがない。

小さくて容易なことから接点を見出さなければならない。朴槿恵(パク・クネ)大統領は憲法第1条が出てきて帝王的な君臣関係議論などの紆余曲折の末、強力な党性親政体制を構築した。靴ひもを引き締めるやいなや北朝鮮住民の結核・風疹予防のためのワクチンと抗生剤支援カードを出したのは良い信号だ。人材の送出と粗雑な観光事業に首をくくっている北朝鮮だ。今こそ財布の中に並んでいるカードを取り出す時だ。

チョン・ヨンファンJTBC政治部次長

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