「不良が麻生さん殴ってきたら私も守る」…安倍首相、集団的自衛権で不適切なたとえ話が議論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.10 09:49
日本の安倍晋三首相が集団的自衛権を「不良とのけんか」にたとえて野党から「軽すぎる発言」という批判を受けている。9日日本メディアによれば安倍首相は7日夜、自民党のインターネット番組に出演し、集団的自衛権を規定した新しい安保法制について説明した。安倍首相は自身の政治的同志である麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官の実名を挙げてたとえた。
彼は「友人の菅さんが『我が家に強盗が入ったから助けてくれ』と電話してきても、(憲法9条があるから)家まで行って助けることはできない。この場合は存立危機の事態とは見られない」と話した。さらに「安倍は生意気だから殴ろうという不良が突然、(安倍を助けてくれようと一緒にいて)前を歩いていた麻生さんに殴りかかったとしよう。このような場合は私も麻生さんを守る。今回の法制で可能だ」と説明した。