<韓日国交正常化50年>一歩近づいた両国…首脳会談は「安倍談話」がカギ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.23 15:46
「5歩後退後の1歩前進」。22日の韓日国交正常化50周年記念行事に対する専門家の評価だ。顔を合わせるのを拒否していた両国首脳が記念行事に出席したのは、後退していた韓日関係の転換点になる可能性があるという点でだ。日本は昨年12月の安倍晋三首相の再選後、韓日関係の悪材料と予想された「地雷」を次々と爆発させた。
日本軍慰安婦問題を認めて謝罪した村山談話と河野談話を修正する動きから、日本教科書検定の結果発表、朝鮮人強制徴用施設のユネスコ世界文化遺産登録申請、安倍首相の米国議会演説、日本水産物輸入規制関連の世界貿易機関(WTO)提訴などが代表例だ。にもかかわらず政府が日本との関係改善の意志を見せたのは、深刻化する米中間の覇権競争と日米新蜜月時代に対処するためという分析だ。