【社説】韓日関係、大統領も過去の歴史から抜け出すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.03 11:05
膠着状態に陥った韓日関係正常化のために、両国の政官財界の重鎮らが意味あるメッセージを投げかけた。韓日賢人会議の人々は数日前ソウルで2回目の会合を持ち、両国政府に関係正常化を促した。青瓦台(チョンワデ、大統領府)訪問では首脳会談も要請した。
3月に東京で初めて集まった賢人会議は、過去の問題でこじれるばかりの両国関係を民間外交レベルで解決しようと始まった。現実的な理解や建設的な未来の協力は度外視したまま一部の国民感情に巻き込まれてきた政府間関係を、早期に正常化しようという趣旨だ。韓国側には李洪九(イ・ホング)元首相、金守漢(キム・スハン)元国会議長、孔魯明(コン・ノミョン)元外務部長官、柳明桓(ユ・ミョンファン)前外交長官らが会員だ。日本側からは森喜朗・福田康夫両元首相、茂木友三郎日韓フォーラム会長らが参加している。