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中国公安、韓国カジノ営業職員10人余り逮捕

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.19 09:42
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中国で顧客募集活動を行った韓国の外国人専用カジノ業者の職員10人余りが中国公安当局に逮捕されたことが18日に確認された。

駐中大使館の関係者は「今週に入って北京でカジノ営業活動をした韓国人10人余りが逮捕されたという通知を受けた」とし、「逮捕者数が増加し続けており、中国当局が一斉取締まりを行っているとみられる」と話した。逮捕された職員はセブンラックカジノを運営するGKLやパラダイスなど3~4社の業者に所属している。大使館関係者は「中国当局が賭博斡旋と為替管理法違反の疑惑を調査していると聞いている」と話した。

 
中国では外国人がカジノ顧客を募集する行為は中国国内法上、違法行為に該当する。観光業界のある関係者は「国内の一部カジノ企業が出張形式で職員を送って現地の旅行業者と連係してマーケティング活動をしていると聞いている」とし、「以前にも取締まりに遭って実刑を受けた事例もある」と話した。

今回の取締まり対象には韓国人マーケティング職員だけでなく現地の旅行業者とカジノの顧客まで含まれたと伝えられた。旅行業界のある関係者は「カジノ顧客のビザ発行代行などの業務を遂行した中国の旅行業者も取締まりに含まれた」とし、「公安当局が顧客名簿を確保して顧客を相手にした調査も行っていると把握している」と話した。

これに伴い、中国人のVIP顧客などが韓国旅行の計画を一斉に取り消しており、韓国内企業の営業にも打撃が予想される。特に今週末から22日までは中国の端午の節句の連休であるためカジノ企業は中国人大手顧客の特需を期待していたがMERS余波に続き中国現地での一斉取締まりという悪材料をむかえることになった。

中国当局が一斉取締まりに着手した正確な背景は公表されていない。一部では反腐敗キャンペーンを行っている中国当局が海外遠征カジノ顧客の取締まりを始めたとみている。

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