「建設韓流」中東への偏り脱する時だ…AIIBが機会(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.17 11:10
しかし今後解かなければならない宿題も少なくない。これまで世界的水準の施工技術力と誠実さを武器に海外市場を走り回ったが、原油価格下落という難関に出会った。これを克服しようとするなら中東とプラントに偏った事業の多角化が至急だ。専門家は受注地域をアジアやアフリカなどの新市場に広げる一方、設計や金融のような高付加価値産業への進出を増やし原油価格リスクを最小化しなければならないと指摘する。
韓国建設産業研究院のチェ・ミンス建設政策研究室長は、「中東での経験を基に平均住宅普及率が50%にとどまるアジア開発に乗り出さなければならない」と話した。中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)が新たな機会になるかもしれない。梨花(イファ)女子大学国際大学院のキム・ウンミ教授は、「中国の開発途上国開発計画に積極的に参加する必要がある」と助言した。