朴大統領、訪米を電撃延期…米国側「決定を尊重する」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.11 09:26
山積している国内日程も負担だったという。今のところ黄教安(ファン・ギョアン)首相候補者の任命同意案の処理、国会法改正案議論など朴大統領が直接関わらなければならない懸案が残っている。
問題は延期が招く波紋だ。外交界では韓米関係に悪影響を与えるのではないかという懸念も出ている。両国間に協議があったが、国内事情で首脳会談を延期したのは外交的欠礼になる恐れがあるためだ。梨花(イファ)女子大学のパク・インフィ教授(国際関係学)は「国家間の約束を、世論に追われるようにして決めた面がある」として「多少の外交的負担が生まれたが、既に決定を下したので、韓米が協力するトラックと韓国が独自に解決方法を探す外交事案を分離して検討する機会にしなければならない」と話した。