【コラム】「過剰」マニュアル社会、無マニュアル社会…日本と韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.10 14:16
東京特派員時代に苦労して習った日本語を忘れないよう新しく始めた習慣がある。スマートフォンでダウンロードした日本のラジオ番組を出退勤時間に聞いている。TBSの人気男性アナウンサー安住紳一郎の「日曜天国」という番組だ。聞き取れるかどうかは別にして、頑張って聞いている。最近ここで聞いた話だ。
「同じマンションに住む子どもにむやみに話しかければ怪しいおじさんと思われる世の中だ。『正面から現れて話しかけてはいけないが、後ろから近づいて止まらず横を通り過ぎながら話しかければ大丈夫』というマニュアルもある。『家はどこか』『学校はどこか』という質問はいけないが、自分の話をするのは問題ない。それで私は『どこに住んでいるの』『学校はおもしろい』とは尋ねず、『おじさんはあのマンションに住んでいる』『私は仕事にうんざりしていて嫌だ』と話したりする、ハハハ」。