WHO事務総長「家族が患者の世話する韓国、MERS感染拡散に影響」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.09 08:34
世界保健機関(WHO)が派遣した中東呼吸器症候群(MERS)共同調査団が9日から保健当局と国内のMERS感染状況を把握するため現場調査活動を行う。福田敬二WHO事務次長が率いる合同調査団には、WHO本部・西太平洋本部所属のウイルス感染予防専門家や、過去に中東でMERS発症を扱った経験がある公衆保健専門家らが参加している。彼らは忠清北道清州市五松(チュンチョンブクド・チョンジュシ・オソン)の疾病管理本部を拠点に13日までMERS患者が入院していた病院とその後の感染経路、隔離施設などを見回って関連情報を収集・分析する予定だ。
WHOは国際保健規則〔International Health Regulation:国際保健規則(IHR)〕による病気拡散で国家間協力が必要な事案について当事国と協力して現場評価を施行できる。