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【コラム】安心できる国家、信頼できる国民=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.05 13:22
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では、韓国で作れば何でも売れるだろうか。最近までは可能だったかもしれない。しかし、いつの間にか中国が変わった。過去の安モノ工場でない。自動車工場が中国に集まっている。韓国の主力輸出品である携帯電話もいつの間にか押されている。一方では日本が洗練された技術とデザインで韓国人観光客を誘惑している。‘いい加減に’やっていては生き残るのが難しい世の中だ。

中国は速い速度で消費財市場に追いついてきている。韓国市場も中国産が占領している。新しい物が出てくるとあからさまに真似る。それでも巨大な市場の威力のために十分に対応できない。しかし全力をつくして追いかけてきても容易ではないのは「信頼」だ。ささいなように見えても細心の努力と汗の結晶体だ。短時間で作ることはできない力だ。

 
中国の観光客が多く買って行く物を見れば化粧品・衣類・食料品・高麗人参・韓方薬(韓国漢方薬)の順だ。中国にない物ではない。それにも関わらず信頼が選択を左右する品目だ。偽モノの化粧品で肌を傷める経験をした。メラミン粉ミルク、バクテリア粉ミルクで子供たちの命が脅威を受ける衝撃を体験した。中国の商品に対する信頼を積むにはまだ時間が必要だ。しかも2011年の福島原子力発電所の事故のため日本製も安心できないのが食品だ。

問題は韓国自身だ。自ら競争力を削りとっている。ついこの間も偽の白首烏(ぺクスオ、漢方薬の材料の1つ)の波紋を体験した。中国だけではないにせよ、いつも偽モノ食品に苦しめられてきた。食品だけではない。一度約束したら守り、相手をだましてはいけない。10倍を越えるタクシー料金を上乗せし、医療ブローカーが追加金を駆け引きし、無免許医師が執刀する国を信じることは難しい。そのような国民ならば食品だとしても偽らないだろうか。

朴槿恵(パク・クネ)大統領が強調する「非正常の正常化」もそのような基本を作ろうという意味だ。だが、まだ変化を感じることはできない。政府は無能で、市民は自分の利益ばかり問う。中国も腐敗の清算を始めた。中国は変わるだろう。重要なのは韓国がどれくらいより早くより信頼できる国家ブランドを作るかだ。危機をチャンスに変える時間はあまり残っていない。

キム・ジングク論説委員


【コラム】安心できる国家、信頼できる国民=韓国(1)

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