日本国民には良識がある…安倍首相を激励する勢力は多数でない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.29 13:42
我々の耳に馴染んでいる「村山談話」のその村山富市元日本首相は、韓日関係改善の道をふさいでいる慰安婦問題、このままではだめだという信念を持っている。しかし日本の過去のアジア帝国侵略行為と植民地支配を「痛切に反省し、心から謝罪」した村山談話は、慰安婦問題の日本の国家責任を認めた「河野談話」とともに、安倍晋三政権の民族主義的歴史修正主義の激しい挑戦の前に立った。慰安婦問題の解決案、安倍政権に入って最悪の状況となった韓日関係の復元に、「村山談話」の主人公はどんな答えを持っているのだろうか。東北アジア歴史財団の招請で訪韓した村山氏に会い、虚心坦懐に話を交わした。
金永熙=村山元首相は8月22日の東北アジア歴史財団の講演で、村山談話(1995)は日本国家の公式的な歴史認識であり、世界に対する公約なので、修正することはできないと述べた。しかし侵略の定義さえ国によって異なると強弁する安倍晋三首相の歴史修正主義は、過去の侵略行為と植民地支配を反省して謝罪した村山談話を正面から否認するものではないのか。