米国務次官補「韓国が南シナ海紛争に声を高めるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.05 07:52
米政府当局者が中国と葛藤が生じている南シナ海領有権紛争に関連し、韓国政府に声を出すよう要求した。高高度ミサイル防衛(THAAD)システムの韓半島(朝鮮半島)配備問題で韓国が米中対立の最前方となったのに続き、南シナ海紛争という変数まで登場し、韓国政府の外交力と韓米同盟がまた試されている。
ラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は3日(現地時間)、南シナ海の紛争に関し「韓国が声を高めるべきだ」と述べた。ラッセル次官補はこの日、米ワシントンで米戦略国際問題研究所(CSIS)と韓国国際交流財団(KF)の共同主催で開かれたセミナーで、「韓国は国際秩序で主要株主としての役割を持つ」とし「これは法治国家としての役割と貿易国家としての役割であり、国際システムで繁栄してきた国としての役割」と規定した。