崩れる輸出…飛んでいく雇用=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.02 10:21
先月の韓国の輸出が、グローバル金融危機から約6年ぶりに二桁減少した。低油価や円安、中国低成長などの影響で10大主力品目のうち半導体と携帯電話を除く自動車・石油化学・造船・ディスプレイなど8品目の輸出が急減した。こうした傾向が続けば今年約23万件分の雇用が減少するなど国内経済に深い傷を残すだろうという分析だ。
産業通商資源部が1日発表した「5月輸出入動向」によれば、先月の輸出額は423億9200万ドルを記録し、昨年同月よりも10.9%減った。グローバル金融危機を経験した2009年8月に輸出額が前年同期比20.9%減少して以降5年9カ月ぶりの最大減少幅だ。今年に入って5カ月連続で減った輸出は、減少幅が毎月大きくなっている。