【時論】「時間衝突」に陥った韓国経済が生きる道
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.29 11:19
韓国経済が、再び全く予想できない荒々しい外圧に包まれて漂流する危機に置かれている。積極的な財政・金融の量的緩和政策などで不動産と資本市場に春の気配がうかがえる状況でより一層残念だ。
資産市場の活性化は本格的な景気回復の端緒を提供する。資産市場に活気が戻れば消費心理が生き返って企業投資が実現し、雇用が増えて再び消費が増加する景気好況の好循環構造が成立する可能性が高くなる。韓国経済は景気回復の目前で政治・社会的な旋風に包まれて、いつも反騰の機会を失う不運を体験している。成長率が上がった昨年は大型安全事故が、今年には政界不正腐敗事件が韓国経済の足かせとなっている。