日本、福島事故から4年で「原発稼働増やす」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.28 10:42
2011年の福島原子力発電所事故で一時は「原発ゼロ」政策を推進していた日本政府が、4年ぶりに原発稼働に転換した。コストの安いエネルギーを供給して家計負担を減らし、政府の温室ガス縮小目標を達成するためだ。反対に欧州諸国は親環境エネルギーを開発する脱原発グリーン政策を出している。
宮沢洋一・経済産業相は26日、2030年まで原発の比重を20~22%に増やすことにしたと明らかにした。宮沢経産相は電力生産にともなうコスト問題に言及して「太陽光など再生エネルギーを増やす政策は、コストの高い上昇圧力になる」として「発展コストが最も安い原発を増やしてこそ企業と家庭の負担も減らせる」と話した。福島原発事故後、日本国内の原発50基は段階的に稼働がすべて中断され、現在は「原発ゼロ」状態だ。