「韓国エンジン部品の対日輸出が半減」…中国人観光客、ブランド品買いに日本へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.27 08:04
26日現在、ルイ・ヴィトンのネヴァーフルラマージュバック(M41603)は韓国免税店で184万ウォン(約20万円)で販売されている。同じ製品を東京銀座のルイ・ヴィトン店では17%安い152万ウォン(外国人販売価格)で購入できる。円安の影響だ。ウォン-円為替レートは昨年10月以降、100円=1000ウォンを下回っている。先月29日には100円=896ウォンとなり、約7年ぶりに900ウォンを割った。鉄鋼・石油化学・半導体など日本と競争するほとんどの主力産業で「限界だ」という悲鳴が聞こえる。
日本に船舶用エンジン部品を輸出する全羅北道の機械会社は円安を肌で感じている。3年前に1キロあたり2ドルで販売していた部品を年初に1.7ドルまで落とした。日本のライバル会社に価格を合わせるために出した苦肉の策だ。同社のキム部長(53)は「最近取引先に会ったが、1キロあたり1.3ドルに落とさなければ日本企業に取引先を変更する』と言われた」とし「3年前は30億ウォン規模だった日本輸出が14億ウォンに半減した」と話した。