【コラム】韓国原発、米国上陸の道見える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.15 12:00
米国はエネルギー分野の大きな変化を準備する初期段階にある。今後数十年間のエネルギー生産と輸送形態を決めることになる変化だ。今後15年から20年の間、米国の電力分野は発電設備の交替を含む電力網の現代化に2兆ドル(約238兆8160億円)の投資を必要とする。
1970年代、中東地域のオイルショックは米国の電力政策を石油から原子力に変える役割を果した。現在の米国の原子力は全体電気生産量の5分の1を担い、温室ガスをはじめとするその他の空気汚染物質を排出しない最も大きなエネルギー源だ。原子力発電施設は大規模で長期的な投資を通じて60年、またはそれ以上の期間に定格出力で運転されるように設計されている。