韓国、42年ぶりウラン低濃縮の道開かれる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.23 08:48
韓米原子力協定交渉が22日に妥結した。1973年以来42年ぶりとなる新協定には、韓国が米国産ウランを低濃縮できる根拠条項が明示された。朴魯壁(パク・ノビョク)外交部原子力協力大使とマーク・リッパート駐韓米大使はこの日、「政府と米合衆国政府間の原子力の平和的利用に関する協力協定」に仮署名した。協定の有効期間は20年に短縮された。
核心の争点だった濃縮と再処理の明示的禁止、いわゆる「ゴールドスタンダード条項」は含まれなかった。しかし濃縮と再処理をするためには米国と高官級協議を通じて合意しなければならないと釘を刺した。独自の濃縮や再処理ができる道をふさいだのだ。ただ、新しい協定は今後、韓米が合意する場合、韓国が米国産ウランを20%未満で低濃縮できるようにした。以前の協定には濃縮関連の内容がなかった。