駐北朝鮮中国大使「中朝は脣歯相依の友邦」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.12 11:15
北朝鮮と中国の特殊関係を代弁した表現である「脣歯相依」が中国当局者の公式発言に再登場した。脣歯相依は同じ意味の「脣亡歯寒」よりも中国人が頻繁に使う表現で、習近平体制発足以降中朝関係が冷え込んだこの2~3年間には見られなかった表現だ。
中国の李進軍駐北朝鮮大使は6日、北朝鮮の楊亨燮(ヤン・ヒョンソプ)最高人民会議副委員長と会った席で、「中国と朝鮮は山と水が互いにつながった脣歯相依の友邦。両国の友好関係の発展は中国の党と政府の揺らぐことのない(堅定不移)方針」と話した。韓国政府当局者は11日「最近李大使が北朝鮮の主要人物と活発に接触して伝統的友好関係を強調している。李大使の動きと発言を注意深く分析し神経を尖らせている」と話した。