ミラノに行った韓国料理…365の陶器の上に光があふれた(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.07 16:43
韓国館の展示企画は歌手PSY(サイ)のミュージックビデオ『ハングオーバー(Hangover)』等を制作したチャ・ウンテク監督が手がけた。2つの先端ロボットの腕にかけられたスクリーンで韓国料理の材料を紹介するパフォーマンスを見た外国人観覧客は歓呼した。365種類の陶器の器の上に繰り広げられる四季の風景と韓国料理の発酵・熟成過程を追ったメディアアートも印象的だった。
半面、展示空間がどことなくもの寂しいという評もあった。チャ監督は「設計変更に伴うイタリア側の規制と時間不足で企画した展示を全て設置することができなかった。6月1日までに補完を終えたい」と明らかにした。韓国館1階にはCJフードビルによる韓国料理体験用食堂が設けられた。キム・ビョンピルCJ総括シェフは「ビビンパには分け合いの哲学がある。韓国料理でなく『食文化(Food culture)』を伝達しようと思った」と話した。