韓日協定主役の韓国元首相、安倍首相に忠告する
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.27 09:34
今年は韓国と日本の国交が正常化して50年になる年だ。韓日交渉の突破口を切り開いた金鍾泌(キム・ジョンピル、JP)元首相は26日、「第2次世界大戦後の世代である安倍晋三首相が彼の祖父・父のような戦中世代から教訓を得られずにいるのは残念なことだ。安倍首相は歴史を直視し、心から反省して謝罪すべきだ」と話した。金元首相はこの日中央日報に対し、韓日交渉の妥結について当時の状況を証言しながら日本の安倍政権の歴史認識問題を激情的に指摘した。
彼は「安倍首相が日本の侵略の歴史を反省せずに米国議会に行って何か話そうとしているようだが、歴史はいくら隠してもなくならない。日本国民は霊妙な知恵が多い人々だ。安倍首相は冷静に反省しながら両国の発展のための正当な認識を持つべきだ」と強調した。金元首相は「80年前の1930年代に日本の軍部が満州事変(31~32年)に続き日中戦争(37~45年)を起こして太平洋戦争(41~45年)を行うまで、国民は軍国主義者の戦争論の言いなりになった。国家指導者の誤った行為に異存なく従ってしまう日本社会の気質が今再びうかがえる」と憂慮した。