【時視各角】韓国経済が失ったもの(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.23 09:31
だめな家には共通点がある。内紛だ。政府と中央銀行がぎくしゃくすれば間違いない。経済が以前ほど、または思ったほどよく回らないというシグナルだ。
隣国日本が反面教師だ。アベノミクスの出だしは良かった。主役である安倍晋三首相と黒田東彦日本銀行総裁。2年前の2人は最高の相性だった。安倍首相は前任総裁の任期が終わる前に黒田氏を迎えた。黒田総裁は期待に応じた。無制限の金融緩和、最初の矢を堂々と放った。「アベノミクスの先鋒」という名前は理由もなくついたものではなかった。