<インタビュー>朴大統領と安倍首相、国際舞台で何度も会えば問題解決するだろう(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.04.20 10:21
――慰安婦問題をうまく解決できる案と手順を助言するなら。
「日本政府は河野談話に謝罪の意を盛り込んで表明し民間募金を通じてアジア女性基金を発足させた。しかし韓国政府としては国ではなく民間で募金することに対する批判があった。慰安婦被害者200人余りのうち60人にだけ基金が支給されて中断された。韓国挺身隊問題対策協議会は日本政府が法的責任を持って法的賠償をするよう主張した。そして責任者の処罰を要求した。長くこうした主張を繰り広げた挺身隊問題対策協議会は2014年6月のアジア連帯会議で新たな解決案を提示した。慰安所を日本軍が作ったという事実を認め、被害女性が自身の意思に反して性的奴隷として連れて行かれ、これが人権侵害だったということを認め謝罪の表示として賠償しろということだった。この提案が重要だと考える。こうした要求内容はアジア女性基金を通じ事実上認めてきた内容であり、日本政府が基金を直接作るほかない状況だと考える。日本政府がもう1歩前に進むには安倍首相がこうした解決策を受け入れなければならない」