<セウォル号惨事汎国民大会>「暴力デモに外部勢力介入」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.20 09:23
週末だった18日、ソウル光化門(クァンファムン)一帯はまるで戦場のようになった。「セウォル号惨事汎国民大会」の参加者らと警察が正面衝突したためだ。警察は青瓦台(チョンワデ、大統領府)側に行進しようとするデモ隊を6重の車両壁で防いだ。これに対しデモ参加者らが激しく抵抗しながら体当たりした。
汎国民大会は、4・16家族対策協議会とセウォル号国民対策会議の主催でこの日午後3時頃からソウル広場で開かれた。主宰側は当初、午後6時から光化門広場で行進をするつもりだった。だが午後4時30分ごろ、警察と遺族が光化門前で衝突したという情報が伝えられた。セウォル号惨事国民対策会議のキム・ヘジン委員長は「今すぐ家族のもとに駆けつけなければならない」として急いで集会を終えた。これに対し約1万人の参加者が遺族のいる光化門側に向けて行進し始めた。
警察はこの日、警察力1万3700人余りと車両470台余りを動員して集会に備えた。景福宮(キョンボックン)の前から光化門北側の広場を経て世宗大王(セジョンデワン)銅像の前、世宗路の交差点、フィナンシャルビルに至るまで6重の車両壁をつくった。またバスと警察隊の列を清渓(チョンゲ)広場から清渓川北側まで伸ばし、すべての進入路を遮断した。