【社説】韓国首相の収賄疑惑、聖域なき捜査で国政マヒ防げ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.16 09:05
故・成完鍾(ソン・ワンジョン)元京南企業会長から3000万ウォンを受け取ったという疑惑に包まれた李完九(イ・ワング)首相が14日、「金を受け取った証拠が出てくれば私の命を差し出す」と話した。残念ながら、この話をそのまま信じる国民はほとんどいない。
李首相はこれまで「成元会長と全く近い仲ではなかった」として関連性自体を否定してきた。だが“偏平足”人脈を自慢してきた成元会長が、同郷で年齢も似ている李首相と関係がない間柄ではなかったことを見せる情況が次から次へと明るみになっている。李首相が昨年の人事聴聞会で落馬の危機に追い込まれると成元会長が忠清(チュンチョン)の人々を前面に出して、より強力に支持運動を行った事実も確認された。