「腐敗なくす」と叫んだ韓国首相…3000万ウォン授受説で捜査対象に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.15 08:52
李完九(イ・ワング)首相が「腐敗をなくす」と国民向け談話を発表した3月12日、自分自身が捜査の対象になるというのは想定外だったが、それが現実になっている。「腐敗剔抉」を発表した李首相が検察の捜査を受ける状況となる“反転ドラマ”が現実化している。
成完鍾(ソン・ワンジョン)元京南企業会長がメモに「李完九」という名前を書いたのに続き、2013年4月に忠清南道扶余(プヨ)-青陽(チョンヤン)再選挙に出馬した李首相に3000万ウォン(約330万円)を渡したと語った成氏の生前の録音が14日に追加で公開されたからだ。李首相の去就問題は直ちに政界の最大争点に浮上した。