【グローバルアイ】日本、議論ではなく「真の反省」を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.13 07:51
日本人が本当に好きなことの一つが「議論」だ。単なる意見交換を越える。公開的な討論に近い。特定のテーマをめぐり攻防を繰り広げる。大学の講義室や勉強会で議論は日常的だ。結論が出ない時は何度でも会って意見の違いを狭める。日本政府も重要な政策を決める時、各界の専門家が参加する「有識者懇談会」を構成し、議論させる。また、その内容を公開する。民主的な手続きを踏んで結論に至るように見える。表面上ではそうだ。
現在、歴史的に重要な議論が日本で進められている。16人の各界民間専門家が参加している。名前もたいそうだ。「20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会」だ。安倍晋三首相が夏に発表する戦後70年談話にどのような内容を入れるかを討論する。今まで2回会議を開いた。第2次世界大戦当時の日本の行為が「侵略」かどうかをめぐり熱を帯びた攻防もあった。