日本が中学校教科書検定および外交青書の発表を通じて歴史挑発を繰り返す中、韓国政府は旧日本軍慰安婦に関する教材を配布すると発表した。

韓国教育部と女性家族部は、日本政府の歴史歪曲に対応し、旧日本軍慰安婦問題に対する正しい認識を広めるために、旧日本軍慰安婦を正しく知ることのできる教育教材を製作・配布すると８日、明らかにした。

教材は女性家族部が韓日歴史交流会に製作を委託して現職教員を中心に執筆陣を構成した。

民間団体代表や専門家などの監修を経て今月中旬からオンラインおよびパンフレットを通じて配布される。

教材と映像には旧日本軍慰安婦の不法性と背景、日本の戦犯裁判に関する主要国の検察資料、慰安婦被害者女性の証言などが含まれる。

韓国政府は特に、旧日本軍「慰安婦」問題の本質を戦争と女性人権、平和問題から理解できるように学生用授業資料（ワークブック）を作った。今回製作された教材が一線の学校での発表授業などに活用するように積極的に促す方針だ。

これとあわせて、韓国政府は市道教育庁および東北アジア歴史財団などと協力し、小・中学校の歴史教師を対象に慰安婦関連の教育活性化研修も実施する予定だ。