吉本興業代表「貧困・悲しみを笑いに昇華させた沖縄、エンターテインメント産業拠点としてぴったり」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.03 09:58
「過去の成功に安住して事業モデルの進化を怠れば、次の100年はない。ギャグコンテンツを、インターネット動画サイトを通して見せる事業を始めたが、テレビを観ない若い層に人気だ。劇場の舞台やテレビだけが芸能活動の職人だという固定観念から脱却しなければならない」。
103年の伝統を持つ吉本興業は日本最大のエンターテインメント企業だ。所属俳優や芸能人が6000人余りに達し、一年の売り上げは6000億ウォンだ。毎週80本余りの芸能番組やドラマを作って地上波放送に供給している。2009年からこの企業を導いている大崎洋代表(62)は芸能人のマネジャーから始めて芸能プランナーを経て最高経営者の席に上がった立志伝的な人物だ。今年で7回目を迎えた沖縄国際映画祭(3月25日~29日)で彼に会った。彼は映画祭の実行委員長をつとめている。
--映画祭が40万人の観客を動員して盛況のうちに終わった。映画祭をつくった理由は。